子どもが転ぶのは「浮き指」が原因?簡単なチェックと改善方法

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5歳になる娘ちゃんはほんとよく転びます。少し内股気味なので、そのせいかなとも思っていたのですが、読売新聞を見ていたら「足指浮いた子ども増加」という記事に注目。

もしかしたら転びやすい原因ってこれなのかも

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足の指が浮いてるってどういうこと?

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朝礼の最中、子どもたちは左右に揺れたり、軽く屈伸するようにリズムを取ったり、じっとしていられない子が多い

これは記者の方が東京都品川区の区立戸越小学校の朝礼を訪ねた時の様子。足の指がきちんと地面につかず「浮き指」になってしまっていることが原因。

「浮き指」だと足の裏の接地面が狭まり、体が安定しにくくなるため、姿勢を保つのが難しくなるらしい。また、指で踏ん張る力がないため転倒もしやすいという。

5歳児で浮き指の子は約9

耳慣れないというか、初めて聞いた「浮き指」という症状、兵庫教育大名誉教授の原田碩三さんの調査では、5歳児で浮き指が1本もない子は、1980年では93%だったのに対し、2000年では48%と約半分に減少、2004年にはなんと8%しかいないという驚きの数字。

2004年には90%以上の子どもが浮き足になっているということなので、この調査から10年たった現在は、いったいどれだけ増えているのか。

浮き指が原因で猫背にも

浮き指の影響は、姿勢を保つことができなくなるだけでなく、姿勢が悪くなる原因にもなります。足の指が浮いていると体が安定していないため、バランスを取ろうと、ひざが曲がり、腰が落ち、肩が前にでて猫背になる。

浮き指の原因は生活環境

もう日本の子どもたちはほとんどなのではないかと思う「浮き指」、なんでこんなにも増えてしまったのでしょうか。

昔に比べて歩く機会が少なくなった

文部科学省の資料によると1979年の小学生は1日2万7000歩とあるが、4年前の東京都の調査では平均歩数は1万1000歩と半分以上も減少。これは、昔に比べて外遊びが少なくなったということが大きな原因のようです。

室内でも裸足で生活することが少ない

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室内でも靴下を履いていて裸足で生活することが少なくなった。

小さいサイズの靴を履き続けている

小さくなった靴を履き続けているとしっかりした歩き方ができないため、浮き指だけでなく外反母趾などになりやすい。

子どもの足はやわらかく本人は痛みや違和感を感じにくいので、親は注意してみることが重要です。

我が子は大丈夫?浮き指のチェック方法

自分は浮き指なのか、そして我が子はどうなのか気になります。浮き指を調べるには、足形測定会というイベントが各地で開かれているので、そこへ行けばはっきりとわかるのですが、そんなタイミングのいい話はなかなかないですよね。なので、自宅で簡単にチェックできる方法をご紹介します。

世界一受けたい授業でやっていた浮き指チェック法

用意するもの:割りばし2本と輪ゴム

これを十字に組み、足裏にあてます。

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割りばしより1cm浮いていたら浮指です。

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ちなみにこの写真は、ママの足。完全に浮き指です(爆

娘ちゃんは少し浮きがあるものの1cmまではなかったです。しかし、安心はできないのでこれからは十分注意して定期的に見ていこうかと思います。

続けることが大切だね。浮き指を直す方法

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足は第2の心臓と呼ばれるぐらいですから、その役割はとっても重要。足が正常でないと疲れやすい体になってしまうなど、体の不調の原因にもなります。なぜ、ママの体は疲れやすいのかも、やっとわかりましたしね(笑

そこで以下は、浮き指を改善する方法です。子供でもできることなので、今日からママも一緒にやってもらおうかと思います。

・片足で立ってバランスをとる

・つま先立ちをしたりする体操をする

・足でジャンケン

・足の指でビー玉を掴む

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