親ばかパパが娘のためにプールを庭にDIY|自作の一部始終をお伝えします

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自宅の庭にプール。欧米ではよく見られる光景。だがここ日本では、土地が狭い、施工費や維持費が高いなどの理由から、ビニールプールで我慢してる人も多いのではないだろうか。かく言う私も、田舎に移住して広い庭のある家を買ったが、施工費や維持の面からさすがにプールはできないと、簡易プールに甘んじていた。

娘が赤ちゃんの頃は、これで十分だったのだが、最近はいささか窮屈そうで不憫でしかたがない。それもそうだ、そもそもこれはパパがサーフィンで着替える時に使うバケツなのだから。ということで、子供が少し泳げるぐらい大きなプールを買おうということになった。

しかし、いざ検討してみると大きなプールは設置や片づけが面倒ではないかと問題になった。それなら夏の時期は、出しっぱなしにすればいいと思うかもしれないが、プールを設置できる部分は芝生のため、長い間おいて置くと枯れてしまう恐れがあるのだ。

そしてなにより見栄えが悪い。

なにかいい方法はないかと、ネットで探していたら海外の方で、コストコで売っていたプールを利用してとんでもないものを作っている人がいた。

さすがにここまでスゴイものは作れないが、地面に埋め込むようなカタチで作れば
片づける必要もないし、ウッドデッキで囲んでしまえば、見栄えもよくなる。

埋め込むという発想はなかったので、この動画を見て一気にイメージが広がった。前置きが長くなってしまったが、いよいよプール作りのはじまりだ。

前置きだけでなく、この先も長くなってしまったので、飲み物とお菓子を用意しておくことをおすすめしておく。

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プールの自作を成功させるために、まず最初にやること

理想的なプールを作るにはまずイメージ作りと綿密な設計が大切だ。デッキはどれくらいの大きさにするか、プールの高さはどれくらいにするのかなど。

使用する予定のプールは、コストコで売っているインテックス製の2mx3mのビニールプール。イメージはウッドデッキの中にプールがはめ込まれている感じにする。

高さは検討した結果、地面から30cmぐらいに出るようにしようということになった。30cmにした理由は、庭の全体的なバランスと、掘った土を使ってプールの近くに新たな家庭菜園を作る予定で、低すぎると土やゴミが入りやすくなってしまうからだ。

プールの自作いよいよ作業開始

設計図ができたら次はをのその図面を元にいよいよ作業に入る

遣り方(やりかた)というのはご存知だろうか。建物の正確な位置を出したり高さを決める作業のことだ。写真のように、作るものより大きな範囲を板で囲み、その板に寸法の印をつけていく。

通常は幅9cmぐらいの貫板(ぬきいた)を使用するのだが、今回は後々土留めや塀づくりに使用するため幅が大きい杉板を使用した。

では遣り方の作業手順を説明しよう。

まず基準となるGL(基準とする地面の高さ)を設定する。今回は少し高低差があったため、中間地点をGLとした。杭を適当な間隔で打ち込んだら、今度は板を水平になるように張っていく。水平を見るにはレーザーが便利だが、ない場合は水盛りという方法もある。

板に寸法をつけていったら最後に寸法に間違いがないか直角を出して確認する。確認方法は、それぞれ端となる部分に糸を張り、対角線が同じ長さになっていればOKだ。ちなみに、遣り方という作業は、とっても重要な作業の一つで、これを間違えると後々とんでもないトラブルを引き起こすことになる。

住宅会社で働いていた時、工務店が遣り方を間違えたことに気づかず、上棟が終わってから基礎がズレていることが発覚。基礎からやり直したなんていうとんでもない事例もある。

プールの自作を始めて数日で後悔

インテックスのプールは深さが約70cmだ。ということは、30cm地上に出したいから40cm掘ることになる。但し、砂利やマットをプールの下に敷く予定なので、さらに5cmほど多く掘ることにした。重機があればあっという間の作業だけれど、そんなものは使えないし費用も掛けられないので、ママと娘ちゃんにも協力してもらい、家族総出で穴掘り作業スタート。

今回プールを作るにあたって、なぜこんなプールを作ると言い出してしまったのだろうと後悔することが3回あった。その最初がこの穴掘りだ。想像以上の重労働、初日でえらい筋肉痛になり、その後は痛みに耐えながらの作業。芝生は他にも使えるので、掘る前に剥がして別の場所へ移植したのだが、これが思っていたよりも時間が掛かってしまった。

実際の作業はトラブルがつきものだ。途中で40cmほど掘るとブロック塀の基礎が出てきてしまったので、深さを45cm→40cmに変更した。なにか問題に当たってしまったら柔軟に解決していく。

週末と毎朝仕事前に少しずつ掘っていき、3週間ぐらい掛かってようやく穴掘り終了。お陰で最近ブヨブヨしてた体はだいぶ逞しくなった。掘った部分は崩れないよう単管パイプと杉板を使い土留めを忘れずに。プールを置く部分には雑草防止のシートを張り、その上に水はけを良くするため砂利を敷き詰めた。

このままだと、砂利でプールの底がデコボコになってしまうので、スタイルフォームという床の断熱剤をマット代わりに敷くことにした。埋め込みの穴が完成したところで、一旦プールをはめ込んでみる、なかなかいい感じだ。

プールの周りを囲むウッドデッキ制作

次はプールに合わせて、ウッドデッキを作る作業。

ウッドデッキを作るのは今回で2回目だが、もっとも面倒な作業は塗装だと思う(後悔2回目)今回2x4材を80本ほど使う予定だが、これを全部塗らなくてはいけない。しかも、1度塗りでは色が薄く効果も薄いため3度塗る。

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もちろん、これも家族全員に手伝ってもらう。我が家は働かざるもの食うべからずなのだ。

ママが途中でダウンしても、娘ちゃんはせっせと働く
さすが、我が娘。

と思っていたら、お絵描きになっていた(汗
さすが、我が娘。

ウッドデッキの基礎作り

遣り方につけた寸法を目印に、デッキの基礎となるコンクリートの敷石を配置。ここで失敗に気づいたのだが、やり方を設置する際にプールの大きさしか考えてなかったため、デッキ部分の寸法が足らなかった。やり方を作る際は、制作するものより大きな範囲で作らないといけない。

そしてウッドデッキを作る際に気をつけなくてはいけないのが、土台となる基礎部分だ。ここがズレてしまうと、後で組んだ時に大きくズレてしまう。いくら適当な私でも、この部分が一番気をつかう。とはいっても、高さが1cm~2cmぐらいズレてしまうのだがノープロブレム。

重要といっても、そこまでシビアに合わせる必要もない。なぜなら、数センチ程度でもあと土台を組む時に調整が可能な範囲だから。仕事ができる人間は、途中で失敗しても最後にしっかり帳尻を合わせていくものだ。敷石の間隔は基本が90cm、その上に束となる角材を立て、2x4で土台を組んでいくこの土台組みで最終的に高さを調整する。

以前ウッドデッキを制作した際は、この土台を組む時に金物を使用したが、今回はビス止めを2本しただけ(コーススレッド長さ70mm)。一年たった今も問題ないので、耐久性は大丈夫かと思うが、心配な場合は金物も使用してみるといいだろう。

なんだかんだいって、最大で4cmぐらい高さのバラつきがあったもののなんとか骨組みが完成(汗
あとはデッキとなる板をひたすら張りまくるだけだ。娘ちゃんは、そんな板張りで大変なパパを尻目に、早速ウォータスライダーを楽しんでいる。

目隠しウッドフェンスもDIY

板もほとんど張り終わり、いよいよ完成!と思いきや何か足りない。そう、これではお隣さんから丸見え。私は見せたがり屋なので問題ないのだが、ママからはそんなもの見たくないだろうし、お互い気をつかうから、ある程度の目隠しとなる塀はあった方がいいということになっていたのだ。

ということで、一旦設置したプールを解体して、ここからは塀づくりの作業だ。既存の塀にブロックを足して柱を差し込み板を張るだけ。文字で説明するだけならどうってことない作業だが、これもかなり労力のいる作業だった。

なかでも、支柱を差し込む部分は、埋め込み深さをとるため既存ブロックを一段入れ替える必要があったのだが、ブロックを部分的に壊す作業は、他を壊さないようにするため神経を使った。

ブロック塀の壊し方も知らないし、まして一部だけキレイに壊せるものだろうかと不安を抱きながらディスクグラインダーとハンマーなどを駆使してなんとか5ヵ所完了

作業中は埃が酷いため、娘ちゃんたちはYOUTUBEを楽しんでいた。

次はブロックを積んでいく作業だ。ブロック塀はただ積み重ねるだけでは、簡単に倒れてしまう。それを防ぐため、既存のブロックに鉄筋を差し込み新しいブロックとつなげる。

柱を入れる部分のブロックだけ150mm幅の横隅型を使用した。これは、塀の耐久性を考えて支柱をできるだけ太いものを使用したかったためだ。150mm幅の横隅型だと70mmの角材がはいる。

板の張り方は、柱の両側へ互い違いに張る方法を採用した。その理由は、目隠しという目的を叶えつつ、風通しをよくすることで耐久面にも優れているからだ。

これで完成。なかなか上出来ではないだろうか。

プールを作り終えた感想

作業期間は3月~7月のおよそ4ヵ月間。土日の作業になるので、実質1ヵ月ぐらい。作業開始当初は、なんでこんなことを言い出してしまったのだろうと後悔の連続だったのだが、完成後に子どもたちが一日中遊んでいる姿を見ると、作った甲斐があったというものだ。

それに、プールを作ったことによって娘の成長が見れたのは大きな収穫があった。それは、娘は顔を水につけるのがやっとのレベルだったのだが、友達が泳いでるのを見て一気に潜れるようになったのだ。市民プールでは、潜るのが怖いと頑なに嫌がっていたのがウソのような出来事だっただけに、親ばかのわたしとしてはこれだけで大満足だ。

出来は満足だが改善したいところ

使用していない時のプールカバーの方法についてもっと検討しておけばいいと思った。カバーはトラックなどに使われている厚手のものを使っているのだが、雨が降った時に雨水が溜まってしまい、放っておくと中にも入り込んでしまうのだ。

これを防ぐため、板などを下に敷いて溜まらないようにするのだが、これが実に面倒でもっと簡単にできる方法を考えておくべきだったなと反省。

プールの維持について

小さなプールでは、使うたびに水を交換していたので気にしなかったのだが、大きなプールだと水道代などのランニングコストや衛生面も考える必要がある。

水道代や電気代、汚れを防止するための循環ポンプや除菌の方法など、その辺もお伝えしたいところだが、さすがに長くなってしまったので次回お伝えしようかと思う。

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コメント

  1. まーちゃん より:

    初めまして 同様の計画を持っての このサイト訪問になります。
    当方の そもそも製作論は 義父が 大型の桶を下さるのが切っ掛けになります。(未だ 未着手)
    そこで考えたのが 実用的なプールよりも 周りに芝生や ココヤシを植えて 南国リゾート風の箱庭プールを作ろうと思いました。
    勿論 盛夏には 水に浸かって涼を楽しむ積もりですが。
    計画では ブルトーザーで孤島風の山を作り ポリ桶を埋め込む。
    山一面に芝生を張り ヤシの木やユーカリを植え
    南のリゾート気分を演出する。
    そこで 問題なのが 水質の維持管理です。
    貴殿のサイトで 思ったより下準備が必要なことを知り 思い悩んでしまいました。
    4ヶ月も掛かるんですか。
    拙者気が短く 出来れば 土日で 長くとも1か月ですね。
    でも 良いものを作るには 日数は必要ですかね?

    • ma-pa より:

      コメントありがとうございます。
      4ヶ月といっても、毎週作業できていたわけでもないですし、塀やデッキ制作を入れてまでの作業になるので、重機もあるということですし早くできると思いますよ。
      わたしは気長にゆっくりな性格なので、誰か(嫁と娘)が尻を叩いてくれないと更に時間が掛かってたでしょうね。
      これから暑くなってくるので、作業は大変だと思いまいますが、頑張ってください。

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