5分でわかる「ひな祭り」の由来|女の子のパパなら知っておかないと

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3月3日はひな祭り(桃の節句)。男のわたしには馴染が浅い行事なので、30代半ばになるこの年まであまり詳しく知らなかったのですが、女の子が生まれるとそうも言ってられないですよね。

子供から、「どんな日なの?」と聞かれたら即答できるように今から予習しておきます。

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ひな祭りをする意味

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ひな祭りといえばひな人形を飾って、ひな祭りの歌を唄うぐらいしか知らない私みたいな無知な人のために、簡単に説明するとひな祭りというのは

・女の子の健やかな成長願う年中行事
・春の訪れを祝う祝事

ひな人形を飾る理由は、子供に降りかかる厄災を身代わりに受けてくれるというところからきてますが、それにしてもちゃんとしたひな人形はバカ高いですよね。「子供の身代わりだから?」なぜこんな高くなってしまったのかはとりあえず置いときます。

ひな祭りは別名「桃の節句」ともいいます。生まれたばかりの女の子がいたら初めて迎えるこの日を「初節句」といい、お七夜やお参りなどと同様に赤ちゃんの健康をお祝いする行事です。豪華なひな人形はなくても問題ないのですが、お祝いだけは忘れずにあげましょう。

ひな祭り・桃の節句の由来

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節句とは?

季節の節目を差し、もともとは神様に供える食べ物を意味し「節供」と呼ばれてましたが、
年中行事を指すようになったことから「節句」となったようです。江戸時代には幕府が特に重要な節目ということで、五節句を祝日と定めました。

1月7日 :人日(じんじつ)の節句
3月3日 :上巳(じょうし)の節句
5月5日 :端午(たんご)の節句
7月7日 :七夕(しちせき)の節句
9月9日 :重陽(ちょうよう)の節句

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桃の節句と言われるようになったのは

五節句をみると、3月3日は上巳の節句となっていて最初から桃の節句ではなかったんですね。桃の節句と言われるようになった由来は、桃が咲く時期というのもありますが、桃には邪気を払うという魔除けの信仰があったため「桃の節句」が定着していったようです。

・桃の節句がひな祭りになったのは

上巳とは、もともと3月上旬の巳の日を指してるんですが、昔から季節の節目は災いをもたらす邪気が入りやすいとされていたため、中国ではこの上巳の日に川で身を清め不浄を祓う習慣がありました。

日本でも古くから邪気を払う思想はもっていたようで、人形を流して厄災を祓う「流し雛(ながしびな)」の風習が始まったとされてます。今ではひな祭りのイベントとしていろいろなところでやってます。

一方、飾る方の雛人形は貴族の子供たちが遊んでいた「ひいな遊び」が元になっています「ひいな」とは「小さい」という意味、今でいうおままごとのことです。

後にこの遊びで使われていた紙の人形を「流し雛」として流すようになったのですが、だんだん人形のクオリティが高くなってきて、流すのは勿体ないということで家に飾るようになりました。

そして江戸時代になると、男の子には「端午の節句」があったのに対し、女の子の行事がなかったため、「桃の節句」が定着していったということです。

ひな祭りの予備知識

ここからはひな人形にまつわる予備知識をご紹介します。

ひな人形がバカ高い理由

もとは子供の厄災を身代わりに引き受けてくれる人形だったので簡易的なものだったらしいのですが、時代が栄えるにつれてお金持ち同士の見栄の張り合いになってしまったようです。

一時期はは等身大の雛人形が登場するなどしたため、幕府が異例の大きさを制限したと言われてます。そんなことから、「雛人形=高価」となってしまったかもしれませんね。

ひな人形はいつごろ出す

ひな祭り(桃の節句)は季節を楽しむ行事でもあるので立春が1つの目処となりますが、これだとよくわからないので、節分が終わってからって人形の準備を出すと考えるといいですよ。

特にこの日に出すという決まりはないのですが、一夜飾りは縁起が悪いから避けるというのが一般的。これはひな飾りだけでなく、正月飾りもそうなのですが正確な理由はわかりません。ただ私なりの解釈だと、どちらも祝い事なんだからもっと楽しめよってことなのかな。

ひな人形は片づけるのが遅れても大丈夫

よく片づけるのが遅れると「嫁に遅れる」といわれてますが、誰が言いだしたのかわからないただの迷信。終わってから焦って片づける必要はないです。

 まとめ

我が家はママの人形があったので、とりあえずそのまま娘に引き継いでいます。次女だったため雛人形ではなく「舞扇」という人形を飾ってます。それだけだとやっぱり寂しいので、「つるし雛」や娘が保育園で作ったお雛様なんかも飾ってます。

ひな壇のような豪華さはないですけど、年々賑やかになってくるのでこれはこれで楽しいものです。

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